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森保監督、サウジアラビア戦前日会見で勝利への意気込みとチームの進化を語る

日本男子サッカー代表チームの森保一監督が、アジア最終予選第8戦、サウジアラビア戦を翌日に控えた記者会見に登壇。ワールドカップ出場権獲得後の新たなスタートとして、ホームでの勝利を目指す決意を語った。

勝利への強い意志と新たなチャレンジ

森保監督は会見冒頭、すでにワールドカップ出場が決定している状況でも、目の前の試合に全力を尽くすと語った。「ワールドカップ出場は決めましたが、ホームでの戦いですし、公式戦も親善試合も関係なく、勝利を目指して全力で取り組んできました。明日のサウジアラビア戦もチーム一丸となってアグレッシブに戦い、選手には新たなチャレンジをしてもらいながら、サポーターの皆さんと喜びを分かち合える試合にしたい」と意気込みを述べた。この言葉からは、結果だけでなくプロセスを重視し、チームとしての成長を追求する姿勢がうかがえる。


メンバーやフォーメーションの変更について問われると、「バーレーン戦から先発2人が怪我で離脱しているため、2人以上の変更は間違いない。コンディションも考慮して決めますが、誰と組んでも機能し、誰が出ても勝てるチームを目指す」と回答。勝利へのこだわりを維持しつつ、選手層の厚さを活かした柔軟なチーム作りを進めていることを明かした。さらに、「選手には勝利を目指してチャレンジしてほしい」と繰り返し、新たな選手に期待を寄せた。


ワールドカップ優勝への信念

日本がワールドカップでベスト16の壁を超えていない中、優勝に自信を持つ理由を問われると、森保監督は2022年カタール大会での経験を振り返り、「クロアチア戦でPK戦で敗れたが、チャンスはあると感じた」と述べた。さらに、「日本サッカー協会が2050年までにワールドカップ優勝を掲げている以上、我々はその目標に向かってレベルアップし、チャレンジし続けることが大切。周囲が笑うかもしれませんが、必ずチャンスはある」と力強く語った。必要な要素については「全てをレベルアップさせる必要がある」とし、攻守両面での総合力強化を掲げた。この発言は、現実的な課題認識と長期的なビジョンを両立させる監督の姿勢を示している。


取材:TomoyukiNishikawa/SportsPressJP


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