なでしこジャパンはコロンビアとの親善試合を1-1のドローで終えた。試合後、ミックスゾーンに現れた平尾選手が取材に応じ、試合内容や自身のプレーについて率直な思いを語った。
相手の攻撃・シュートが少なかったにもかかわらず、それを決められたことについて、平尾選手は「1本のシュートを決められたっていうのは、やっぱりマークの責任をはっきりさせるってことと、あと自分自身のポジションもちょっとニヤに寄り過ぎてしまったのかなって思うので、反省して次に活かしたいなと思います」と、失点シーンを悔やんだ。
一瞬の隙間があったかもという問いかけに、平尾選手は「クロッサーに対しても行けない状態で、ちょっと止まったなっていう感じがあります。明後日また試合があるので、そこに向けて良い準備したいなと思います」と、次の試合に向けて気持ちを切り替えている様子を見せた。
先制点を挙げたコロンビアの21番はレスターで活躍中。こういうところで決める力を持っているという事に対し平尾選手も「やっぱりその相手にどれだけ、どうやって抑えるかっていうのはすごい大事」と、世界レベルの相手に対峙する必要性を強調した。
試合前の合宿では、ハードな練習で膝に手を突いて息を切らしているような場面もあった。「めちゃめちゃきつかったですね」と苦笑いしつつも「チームの雰囲気は良いので、やっぱり結果を求めてもっともっとやっていきたいと思います」と、チームの士気の高さを語った。
自身の記事への反響が大きかったことを伝えられると、「あ、ほんとですか。アルビのファンは熱いので、はい」と、笑顔でサポーターへの感謝の気持ちを述べた。
最後に、WEリーグの選手の活躍について「今日はWEリーグの"はなさん"が決めてくれて。WEの選手が活躍してくれれば、WEも盛り上がるし。ファンも熱い応援をしてくれると思うので。平尾さんも応援してます」というエールに対して、平尾選手は「ありがとうございます」と笑顔で応じた。
SportsPressJP
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