次も自分たちの力を全て出し切りたい

11月30日 皇后杯3回戦 三重交通Gスポーツの杜鈴鹿

朝日インテック・ラブリッジ名古屋 2-0 日テレ・日テレ・東京ヴェルディメニーナ

朝日インテック・ラブリッジ名古屋 森山監督会見

──試合を振り返ってみて

メニーナが上手かった。すごく大変な試合だった。先制点を取れなかったら、全く判らない試合になったかもしれないけど、運よく先に点を取れた。守備重視というか、そういう手段での戦い方になった。でも、小さな隊の空間やボールの持ち方をちょっとずつ突かれるとすぐ奪われてしまう状況。その点はすごくいい勉強になった。


──そんなメニーナに対して、今週の練習はどこをポイントに組んだか

ずっと守備をチーム全員で守ろうという指針でやってきた。全員が協力することは必要で、守備は全員で個別に負担する。その結果、結局は今年最後の大会に向けた大切な試合になった。守備の強度が上がると自然に攻撃の訓練の質も上がってくる。それが自分たちのコンセプトだった。


──試合終盤は攻め込まれる場面も見られた

それはもう多くあった。本当にやばいと思う場面もあった。それでも、次に進むことができたのはよかった。


──今回は退任や退団、引退がかかった大会になるが

今日の試合でケガ人も出てしまったので、そこが心配。でも、なるべくベストな状態で戦ってもらいたいなと思う。

──次の相手は伊賀か播磨になるが

何があっても、自分たちのサッカーを出せるかどうか。自分たちの力を全て出し切って、後悔の残る試合はしたくないので頑張りたい。