欧米の選手とは違う感覚だった

◆バングーナガンデ佳史扶

先制点まではいい流れだった。1失点してから、特に前半の最後の方がちょっと相手に合わせるような試合になってしまって、ギアが落ちてしまった。そこでギアを上げてもう1点を奪いに行けなかったのが、大きな敗因になった。なかなか相手のプレスに対してどういうポジションの位置を取るのか、インサイドハーフとの関係性だったりもうちょっとうまくできたのかなと思う。


相手は個人で剥がせる選手が多い中で、まず対人のところ負けないっていうのは前提で臨んだが、そこでなかなか勝てず、ズルズル全体的に下がっていってしまったのがはよくなかったと思う。 最初は相手のギアが良くなかったが、途中からギアが上がってきた時。その時になかなかうまくこちらが対応することができなくて、やられてしまった場面が多かった。相手のギアが上がっても相手に合わせないというか、自分たちのリズムでやっていくというのは今後の課題と思う。


色々やってみて、足長いとか伸びてくるなというのは感じたが、意外とやれる部分もあった。スピードもすごかったが、そんな思ったよりというか。個人的にはサイドの対人だったり、そこまで スピードで負けてると思うシーンもなかった。日本は戦える武器も持っていると思う。


選手の特徴も違っていて、今まで結構欧米の選手とやってきてた感覚とはすごく違う。やってみないと分からない体験ができたのは、なかなかやれる相手ではないので、本線前にできてよかったし、収穫はあったと思う。 本選出場が決まったら対戦する可能性があるので、次は負けないようにしたい。


TEXT:Nishikawa Tomoyuki/SportsPressJP 

Photo:Suzuki Hiroshige/SportsPressJP 

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