大手町のゴールに笑顔で「会いたいね大作戦」

～ 熱狂再び！箱根駅伝2025 注目校監督が語る、頂点への戦略 ～

2025年1月2日、3日に開催される第101回箱根駅伝。文化放送は今年もスタートからフィニッシュまで完全実況生中継を行う。 史上稀に見る大混戦が予想される今大会、優勝候補の監督たちはどのような戦略でレースに臨むのか。

國學院大學：悲願の初優勝へ「過去最強のチーム」で挑む！

出雲駅伝、全日本大学駅伝を制し、大学駅伝三冠に王手をかける國學院大學。 キャプテン平林清澄選手を擁する盤石の布陣で、悲願の箱根駅伝初優勝を狙う。 前田康弘監督は、今年のチームを「平林清人を中心にまとまりのある国学院史上過去最強のチーム」と表現。 往路は他大学も実力者揃いだが、國學院も「戦える選手」を擁しており、山区間も「目処が立っている」と自信を見せる。 復路で勝負をかけ、先頭に立つレースプランを描いている。

青山学院大学：原監督「会いたいね大作戦」で2年連続8度目の優勝へ

過去10大会中7度の優勝を誇る青山学院大学。 鶴川正也選手、太田蒼生選手、黒田朝日選手などを中心に、連覇を目指す。原晋監督は「第101回大会は次なる箱根駅伝の第一歩だと思っている。110回120回200回と愛する箱根記念は続く」と箱根駅伝に対する深い愛情と長期的な展望を語った。チームの目標を「大手町のゴールフィニッシュにチーム全体で笑顔で会いたいし、ファンやスポンサーの皆様と喜び会いたい」と語り、「会いたいね大作戦」と命名、2年連続8度目の優勝を目指すとした。

駒澤大学: エース篠原選手を軸に、雪辱の王座奪還へ

前回大会で準優勝に終わった駒澤大学。 5000m日本人学生記録（屋外）とハーフマラソン日本人学生記録を持つエースでキャプテンの篠原倖太朗選手を軸に、王座奪還を目指す。 大八木弘明監督は、前回大会の序盤で青山学院大学にリードを許した反省から、今回は「いろんな状況においても対応できるチーム作り」をしてきた。 山川選手、伊藤選手は山区間だけでなく平地でも力をつけ、「彼らを山に持ってくるのか平地に配置するのかいろんなパターンが組める」ことが強み。 「万が一予想外の展開になったとしても次の一手が打てるオーダーを組んでぜひ総合優勝を成し遂げたい」と意気込む。

混戦を制するのは？ 緻密な情報と熱い実況でレースの行方を見届けたい

文化放送は、出場する全チームを取材し、選手の想いを紹介しながらレースの模様を伝える。 解説には、大志田秀次氏、伊地知賢造選手、花尾恭輔選手、「2代目山の神」柏原竜二氏を迎え、緻密な情報と熱い実況で第101回箱根駅伝を盛り上げる。 AM1134、FM91.6、インターネットラジオ、radiko、そして今回初めてYouTubeライブでも音声配信を行う。

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