パリ五輪のブラジル戦では途中出場し、ロングシュートとPK獲得となるプレーでチームを勝利に導いた。この日の日韓戦でも後半からピッチに立ち、56分に得点を記録。19歳の谷川萌々子は、なでしこジャパンの中軸を目指す。
――試合を振り返ると。
チームとして勝ち切れて終われて良かった。
――途中出場となったが、監督代行からの指示は。
特に言われてないが、試合前にベンチ組は同じポジションの選手をしっかり見て良い準備をするようにと言われたので良い準備ができたと思う。
――ゴールシーンについては。
クロスに入りたいと思っていた。そこにランニングできたことが良かった。自分がフリーだったので手を上げて気づいてもらえるようにした。良いボールが来たので決め切れたことが良かった。
――新チームとなり、その中で得点をしたことは大きいのでは。
自分への自信にもつながったと思う。
――ボランチでのプレーだったが。
今まで代表では1つ下のアンカーでプレーしていた。前にかかわるポジションだったので自分の特長を少し出せたと思っている。
――このチームで主軸になっていく思いはあるのか。
段々、増えてきている。これからもっと結果を残していきたい。
――パリ五輪で怪我もあり不完全燃焼だったと思うが、これから次のワールドカップや五輪に向けての気持ちは。
まずは経験を得て、怪我をしないことが一番だと感じている。これからが大事な時間になるので笑って終われるように日々、意識して過ごしたい。
――内田篤人コーチからセットプレーの指導を受けた感想は。
選手としての経験があるので、たくさんアイデアをもっていて、それを自分たちに共有してくれるのは嬉しい。プレーしていて楽しいと思った。
取材:石田達也
Photo : Maruyama Kohei / SportsPressJP
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