逆転で掴んだ金メダル連覇 女王の底力

パリパラリンピックのバドミントン女子シングルスで、里見紗李奈選手がタイのスジラット・プックカム選手をゲームカウント2対1で逆転勝利し、2大会連続の金メダルを獲得した。里見は、第1ゲームで18対21と苦戦するも、第2ゲームで体を大きく反らせた力強いショットを連発し21対13で勝利。最終第3ゲームでは、リードを許しながらも逆転に成功し、21対18で勝ち切った。


サーブを打つ里見の手が震える。画面越しにも伝わる緊張感。記録的な連勝を続け圧倒的な強さを誇っていた女王にかかる連覇の重圧。彼女は全てを跳ね除け、優勝を掴んだ。


「本当に3年間この日のために頑張ってきたので、優勝できて凄くうれしい。ダブルスで負けてしまった分、シングルスだけでも金メダルを日本に持って帰りたいと思っていたので、それが実現できて凄くうれしい。また4年後に3連覇したい」

#里見紗李奈 #パラバドミントン