世界最強国の座を手に入れた歴史的な瞬間

ついに頂点に立った"悲願の金メダル"

車いすラグビー初の快挙


パリパラリンピックの車いすラグビー決勝で、日本代表がアメリカを48-41で下し、悲願の金メダルを手にした。日本にとって、パラリンピックでの車いすラグビー金メダルは初めての快挙となる。日本代表は2016年リオ大会、2020年東京大会で銅メダルを獲得していたが、今大会でついに頂点に立った。


岸ヘッドコーチ

「本当に選手達が頑張ってくれました。頑張ってくれ頑張ってくれと、祈る気持ちで見てました。いいディフェンスだったと思います。頼もしいというか、最高の選手だなと思ってます。ここまで引っ張ってくれたケビンに感謝、そして応援してくれた皆さんに感謝。そしてあと、この僕自身としては、1年間支えてくれた強化のメンバーと、あと最後の合宿までしっかり作ってくれたリザーブのメンバーに感謝しつつ、もうほんとになんと言っていいかわからない感じです。」


キャプテンの池透暢選手

「目標としていたみんなの夢が叶った最高の瞬間で、最高の喜びがここにありました。3点リードされても、僕たちのこれまでの積み重ねた年月はそんな3点に負けるものじゃないんで、絶対に諦めないつもりで、1点1点追いつこうと思いました。もう最高です。スポーツ選手、アスリートとして、最高の喜びをこの場所で感じられて本当に幸せですし、この会場と、また日本でも世界中で応援してくれた方々に本当に感謝したいと思います。」