秋田ノーザンハピネッツ「自分たちを信じて、勝利を信じて戦い抜けるのか」

11月1日、滋賀ダイハツアリーナで行われたB1第7節。今季好調の滋賀レイクスを相手に、秋田ノーザンハピネッツが逆転勝利を収めた。試合後、前田顕蔵監督が試合を振り返った。

前田監督は「非常にフィジカルなゲームだった」と話し、苦しい展開の中でも選手たちが最後まで戦い抜いたことを評価した。第3クォーターには滋賀の強度に押される時間帯もあったが、第4クォーターで粘り強く守り切り、田口の得点で勝ち越した流れを振り返った。「滋賀さんは今シーズン素晴らしいチーム。強い相手にも勝っていて、接戦もものにしている。そういう相手に対して自分たちがどうファイトできるか、自分たちを信じて戦い抜けるかがポイントだった」と語った。


第4クォーターの守備については「滋賀さんが先にファウルを重ねたが、こちらはファウルがなかった。強度を落とさず、前半にできていたプレッシャーを継続する意識で戦った」と説明した。終盤のタイムアウトについては「残りの時間を考えて一度落ち着かせたかった。ここで同じ絵を描かせたくなかった。チームとしてトーンダウンしないように意識を合わせるためのタイムアウトだった」と明かした。

さらに、滋賀の前田健次郎ヘッドコーチについても触れ、「彼は自分のアシスタントコーチを務めていた時期があり、当時からディフェンスをベースにしたチームを作っていた。今の滋賀の戦い方を見て、改めて刺激を受けた」と話した。


最後に前田監督は「滋賀は日本人選手も外国籍選手も全員が戦っているチーム。誰も諦めていなかった」と述べ、相手チームを称えた。