ヨネックス最大規模のテニスイベント「YONEX TENNIS FESTIVAL 2025」が、2025年10月19日(日)東京・有明テニスの森公園および有明コロシアムにて開催された。通算18回目となる本イベントは、「ジュニアに夢と希望を」をテーマに掲げ、テニス競技人口の拡大と次世代育成を目指している。会場は多数の来場者を集め、熱気に包まれた一日となった。
豪華レジェンドによるエキシビションマッチ
有明コロシアム・センターコートでは、テニス界のレジェンドたちによる注目のエキシビションマッチが繰り広げられた。参戦したのは、元世界女王のマルチナ・ヒンギス選手(スイス出身)、日本を代表するレジェンドの伊達公子さん、車いすテニス界の第一人者で国民栄誉賞受賞者の国枝慎吾さん、そして2025年全米オープン優勝・生涯ゴールデンスラム達成の小田凱人選手だ。この豪華な顔ぶれによる競演は、未来へつながるテニスの魅力を大規模に発信する機会となった。
センターコートでの特別体験とテニスキッズアンバサダー
テニスの聖地センターコートでは、初心者でも気軽に楽しめる参加型コンテンツが多数提供された。初めてテニスをする人でもすぐにラリーを楽しめる「プレイアンドステイ in センターコート」や、初心者向け「テニピン in センターコート」が事前募集で実施された。「テニピン in センターコート」には、テニスキッズアンバサダーのポケモンのニャオハが登場。子どもたちがテニスを通じて「成長・進化」するステップを応援する「テニスエボリューションプログラム」の一環として、テニスデビューをサポートした。
充実したインドアコートおよびコロシアム内イベント
コロシアム内およびインドアコートでは、技術向上や体験を目的とした多様なコンテンツが展開された。ヨネックス契約プロが直接指導する「プロ選手によるテニスクリニック」や、パフォーマンス向上に繋がる「館崎雅晴さんから学ぶ!テニスが上手くなるウォーミングアップ講座」が実施された。当日申込可能な参加型イベントも豊富で、テニスラケットでボール缶を狙う「サービス的あて」、プロ選手に挑む「プロ選手へのチャレンジマッチ」、サーブのスピードを計測する「サービススピードコンテスト」などが人気を集めた。また、身体測定やビジョントレーニングが体験できる「アスリートチャレンジツアー」や、最新モデルのラケットを試打できる「試打コーナー」も設置された。さらに、カメラマンピットや放送席を見学できる「バックヤードツアー」、ヨネックスストリンギングチームによる「ストリンギングツアーブース(即張り会)」も用意され、特別な体験が提供された。
NEWエリア「ヨネックスパーク」でのアトラクション
今回新設された「ヨネックスパーク」では、子どもから大人まで楽しめる体験型コンテンツが展開した。高さ12m、全長34mの世界最大級エアスライダー「タイタン」や「ふわふわアスレチックスライダー」が登場し、大いに賑わった。この他、「ターゲットテニス」や、会場内を巡る「スタンプラリー」「キーワードラリー」も実施され、参加者はプレゼントを受け取った。本イベントは「東レ パン・パシフィック・オープンテニストーナメント2025」の大会期間中に開催され、テニスの楽しさと夢を広げる一日となった。
取材:JunkoSato/SportsPressJP
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