公益財団法人ゴールドウイン西田東作スポーツ振興記念財団は、2025年6月7日に東京ステーションホテルで2025年度助成金贈呈式を実施した。同財団は「すべての人がスポーツを等しく楽しめる共生社会の実現に寄与すること」を目的として2017年5月に設立され、今年で活動9年目を迎える。今年度は「障がい者スポーツ支援」、「次世代育成」、「富山県スポーツ振興」の3つの事業を柱に、合計189件の事業に対し総額1億6749万7千円(167,497千円)の助成を行った。
財団設立当初は障がい者スポーツ支援事業と富山県スポーツ振興事業の2本柱で助成活動を開始したが、2018年度からは次世代育成事業を追加し、これら3つの柱がバランス良く拡大するよう事業を進めてきた。その結果、過去3年間で規模の均衡ある拡大を実現した。
贈呈式では、西田明男理事長が、各助成事業を代表して出席した7団体に目録を手渡した。
・社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合 全日本グランドソフトボール連盟
・特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会
・一般社団法人日本パラ水泳連盟
・一般社団法人千葉県山岳・スポーツクライミング協会
・群馬県スキー連盟
・総合型地域スポーツクラブ うおづスポラ
・一般社団法人富山県ソフトボール協会
財団は今後も、障がい者スポーツの支援、次世代アスリートの人材育成、富山県のスポーツ振興を活動の柱として、継続的な支援を進める方針だ。
(配信:共同通信)
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