CO・OP 2025 FISパラ・ノルディックスキーアジアカップ札幌大会
2025年1月8日と9日、北海道札幌市の白旗山競技場で「CO・OP 2025 FISパラ・ノルディックスキーアジアカップ」が開催された。この大会は、国際スキー・スノーボード連盟(FIS)と日本障害者スキー連盟(JPS)が主催し、各国から多くの障害を持つアスリートが参加した。特に、日本で初めて「国際クラス分け」を導入した大会として、パラアスリートたちにとって重要な競技の場となった。
大会は、初日はスプリントクラシカル、2日目はフリー競技が開催され、選手たちはそれぞれの種目で力強いパフォーマンスを披露した。初日のスプリントクラシカルはオールコンバインド形式で行われ、立位、座位、視覚障害の選手が混在する中での競技となった。
大会の開催地である白旗山競技場は、厳しい寒さの中でも選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、万全の準備が整えられた。天候は晴れ、気温は-4℃、雪温は-2.9℃という条件の中、選手たちは地域の応援を受けながら競技に臨んだ。
大会1日目(1月8日)
■リザルト(オールコンバインド)
1位 Shan Yilin(シァン・イーリン 中国、座位LW12)
2位 川除 大輝(日立ソリューションズ、立位LW5/7)
3位 Bui Iryna(ブイ・イリナ ウクライナ、立位LW8)
4位 新田 佳浩(日立ソリューションズ、立位LW8)
5位 阿部 友里香(日立ソリューションズ、立位LW6)
6位 森 宏明(朝日新聞社、座位LW12)
▼ブイ イリナ選手(ウクライナ)
まず、感謝の気持ちです。今回はウクライナチームのサポートメンバーはおらず選手2名での参加でしたが、3位も取れたので結果には満足しています。日本チームをはじめ周りの選手の皆さんに応援してもらえてよかったです。スキーも日本のスタッフによく仕上げてもらい、とても感謝しています。応援していただきありがとうございました。
▼森 宏明選手(朝日新聞社)
本日のスプリントは、立位・座位・視覚障害の男女混合レースで、地域の皆さまからの応援を一身に受けて滑ることができ、とても幸せでした。座位カテゴリーの選手としては、立って滑る選手と一緒に混ざりながらセミファイナル以降も出走することができて、一歩ずつステップアップしていると前向きに捉えています。明日のレースも気持ちを切り替えてシットチーム全員でベストを尽くします!!引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。
▼出来島 桃子選手
多くの関係者の皆さまの御支援、御協力により大会を開催していただきありがとうございました。国内でポイントの付くレースに出場することができました。今日のレースは練習してきた滑りを目標にしていました。スプリントでいつも通りに滑ることが難しく、なかなか達成できない課題ばかりですが、できるように練習していきたいと思います。明日が最終日ですが、応援よろしくお願いします。
大会2日目(1月9日)
2日目には、クロスカントリースキーのフリー競技が行われ、選手たちはさらに高いレベルのパフォーマンスを見せた。フリー競技では、選手たちが自由なスタイルで滑ることができ、各選手の個性が光る。この日の競技も厳しい寒さの中で行われたが、選手たちは、スタート地点からゴールまでの間に自分の技術を最大限に発揮し、観客からの大きな拍手を受けた。
リザルト(フリー競技5km)
▼男子 立位の部
1位 川除 大輝(日立ソリューションズ) 11分12秒9
2位 Huang Lingxin(ファン・リンシン 中国) 11分24秒3
3位 Vovchynskyi Grygorii(ボブチンスキー・グレゴリー ウクライナ) 11分52秒1
▼男子 座位の部
1位 森 宏明(朝日新聞社) 16分51秒3
2位 源 貴晴(Gen Kitahiro Ski Club) 17分12秒3
3位 柴田 真聖(土屋ホーム) 17分45秒8
▼男子 視覚の部
1位 有安 諒平(東急イーライフデザイン/杏林大学) 13分17秒9
藤田 佑平ガイド(スポーツフィールド)
2位 Kurbanov Roman(クルバノブ・ロマン カザフスタン) 14分04秒9
3位 Norvaisha Alexandr(ノルバイシャ・アレクサンドル カザフスタン) 14分13秒6
▼女子 立位の部
1位 Bui Iryna(ブイ・イリナ ウクライナ) 13分09秒4
2位 阿部 友里香(日立ソリューションズ) 13分40秒3
3位 出来島 桃子 13分52秒6
▼女子 座位の部
1位 Shan Yilin(シャン・イーリン 中国) 19分42秒4
2位 佐藤 那奈(丹羽広域事務組合消防本部) 26分13秒3
3位 Adiyamunkh Selenge(アディヤムンフ・セリンゲ モンゴル) 43分41秒2
▼女子 視覚の部
1位 Grachova Anna(グラチオバ・アンナ カザフスタン) 17分22秒5
Ormantayev Yermek(オルマンタエブ・イエルメック ガイド)
2位 松土 琴葉(北海道エネルギーパラスキーチーム) 17分56秒2
向 宏大ガイド(東京paraクラブ)
3位 半谷 静香 (トヨタループス) 20分05秒1
渡辺 貴仁ガイド(TDK)
▼岩本 啓吾 選手(土屋ホーム)
今日、スタート前に靴のチャックが壊れるアクシデントがあり、靴を気にしながらのレースになってしまいましたが、最後まで走りきることができました。また自分が住んでいる札幌でアジアカップが開催され、それに参加できたことは嬉しかったですし、会場に来てくださった方々の応援で頑張ることができました。応援ありがとうございました。
▼岩本 美歌 選手(北海道エネルギーパラスキーチーム/青森大学)
今日はアジアカップの2日目でした。得意なフリー競技で、距離も短いので最初から全力で頑張りました。レース中にバランスを崩したり向かい風に苦戦したりしましたが、テクニックを
変えて乗り越えました。結果は4位で、前の人とも結構な差があり悔しい結果となりましたが、まだ大会は続くので気持ちをきりかえて、残り少ない時間を大切にしていきたいです。大会に関わってくれた運営の方、連盟の方、スタッフの方に感謝します。応援ありがとうございました。
資料提供:公益財団法人 日本障害者スキー連盟
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