WTA大会本選1回戦を勝ち抜いた斎藤咲良選手が会見で試合を振り返った。
「今日の試合は出だしからとてもよくて、相手の選手はトップ100でしたが、最初から最後まで強気でプレーできて、そして勝てたのでとても嬉しい」「今日のサービスゲーム、多分1度もブレイクされてないと思う。ファーストサーブはとても良かった。その中で相手のリターンのポジションを見て、ファーストからセカンドを混ぜたりして、気持ちよくリターンさせないように心がけた。1セット目、デュースとか相手のブレイクポイントも多かったけど、その状況でもしっかり振り切ってサーブを打つことができたので、今日のサーブは100点満点だったと思う」
「今日はあまり緊張しなった。強いて言うなら最後のゲーム、5-2の時に少し緊張したかなっていうくらい。先週全日本選手権出場して、その時の緊張感の方が大きかった。今日はチャレンジャーだったのであまり緊張しなかった」「日本で試合をやる機会がないので、日本の方の前でプレーすること自体嬉しいが、それに自分のプレーに反応して、頑張れとか拍手とか送ってくれるのはすごく、自分の力をより発揮できるのでとてもありがたかった」
「今日の自分のプレーがとても良かったので、ストレートで勝てたと思うが、相手も最後まで強気なプレーをしてきて、自分が少しでも甘い球を打ったら絶対差しに来るし、ボールもとても深かったので、さすが60番台だなと思った。でも、今日勝てたことによって、自分も近々ああなりたいなっていうのはすごく思えた」
今後の目標について「グランドスラムの本戦に出場して1勝は絶対収めたい。あと今170位ぐらいなので、トップ100にこの1年で持っていけたらと思う。技術的なことは、ストレートの展開が得意なので、迷わずに勇気を持って少しでもリスクを負ったプレーをできるようにすることと、あとは柴原瑛菜椎選手みたいなサーブを手に入れて、キープ力をもうちょっとあげていきたい」
試合終盤の心境は「5-2でなるべく振り切ろうと思ってたが、コーチから見たら『あれ、緊張してたの?』みたいな感じに言われたので、表には出てなかったようだ。先週の日本選手権のあの緊張感より、おかげで今日の5-2のゲームは振り切って、最後しっかりキープできて終われたと思う」と振り返った。
TEXT・Photo:Tomoyuki Nishikawa/SportsPressJP
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