自分のサービスに集中した 柴原瑛菜

柴原瑛菜選手が「木下グループジャパンオープン」の予選2回戦で見事な逆転勝利を収めた。相手のマリーナ・スタクシッチ選手(カナダ)に2-6, 7-6(2), 7-6(7)で勝利し、本戦進出を決めた。


試合序盤、柴原選手はスタクシッチ選手の強力なサーブに苦戦し、第1セットを落とした。しかし、第2セット以降は持ち前の粘り強さを発揮。特に第2セットのタイブレークでは圧倒的な強さを見せ、セットカウントを1-1に追いついた。


最終セットでも、柴原選手は相手の強打に押される場面もあったが、自身のサービスゲームを確実にキープ。相手のサービスゲームでは粘り強いリターンでプレッシャーをかけ続けた。第5ゲームでブレークに成功すると、そのまま試合の主導権を握り、接戦を制した。


試合後、柴原選手は「第1セットはスコア以上に、相手がサービスキープするの苦労してて、内容は悪くなかった」と振り返った。また、「第2セットは自分のやってることに自信持って望めた」と語り、試合中の心境も明かした。


今回の勝利は柴原選手にとって大きな自信となる。WTAツアー、特にWTA250大会での活躍を目指す彼女にとって、この勝利は大きな弾みとなるはずだ。柴原選手の今後の活躍に期待が高まる。

Photo Kohei Maruyama/SportsPressJP