まず勝利すること、無失点で抑えることを意識していた

2026年ワールドカップ アジア最終予選グループC第1節で中国代表と埼玉スタジアム2〇〇2で対戦した日本代表は7-0で圧勝した。守護神として、浦和レッズ時代の聖地でもあるピッチに立ち、ワンサイドゲームになりながらも最後まで集中力を切らさずプレーをした鈴木彩艶は「最終予選という部分で、まず勝利すること、無失点で抑えることを意識していたので達成できたことは良かった」と語った。

■鈴木彩艶

――久しぶりの埼スタでのプレーについて。

代表の選手として初めてプレーしたが嬉しい気持ち、無失点で勝利したことが一番だと思う。


――ハーフコートゲームだったがディフェンスラインとの空間はどうケアをしようと考えていたのか?

常に背後の準備はしていたので、味方に任せるところと自分が出るところは90分間通してコミュニケーションを取っていた。


――セットプレーでの準備は?

コーナーキックが2本あったが、しっかり対応できた。守備陣が体を張ってくれたのでシュートを受けるシーンはなかった。こういうゲームになることが一番。次はアウェイのゲームで今日とは違ったゲームになるので準備をしていきたい。


――味方が攻めている時のリスク管理については?

とにかく声をかけ続けることを意識した。攻めている時の準備、前半は1度、カウンターが来たが前線の選手が速く戻ってきてくれて防げた。自分としては準備するところは、しっかりできたと思う。


――後半、味方のパスが短く危ないシーンもあったが。

結果的にあのシーンから得点をしているので、自分としては慌てることなくプレーができた。


――最終予選で1番を背負ったことについて。

自分としては、そこまで意識してないが周りから見たら1番の重みはあるので、気にしすぎることなく責任感あるプレーができたらと思う。


――最終予選では川口能活を抜きGKとして最年少記録となったが。

今、初めて知ったが、そこまで意識していないし、今日、プレー機会もそこまでなかった。次のゲームが大事になるので良い準備をしたい。


――最終予選の初戦が埼スタでの初戦となり意識したことは?

そこまで意識してないが最終予選という部分で、まず勝利すること、無失点で抑えることを意識していたので達成できたことは良かった。


――シュートは枠に飛んでこなかったが、課題や修正点はあるのか?

相手がプレッシャーをそこまでかけてこなかったが、ゴールキックの瞬間やフリーキックの瞬間で相手ディフェンスが少しボールを見てないシーンがあったので、味方と息を合わせて背後を狙うとことをトライできたら良かったと思う。


――パ―レーン戦に向けて大事にしたいことは?

とにかく移動があること、あちらも暑いという情報が入っている。ロッカールームでも話しはあったが「次のゲームは今日のようにはならない」と話していたので、次も一戦目という気持ちで取り組みたい。


TEXT : Ishida Tatsuya / SportsPressJP 

Photo : Nishikawa Tomoyuki / SportsPressJP 

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