パリ2024パラリンピック:遠藤裕美選手がボッチャ女子BC1個人戦で銅メダル獲得

9/1 パリ2024パラリンピックにて、遠藤裕美選手がボッチャ女子BC1個人戦で銅メダルを獲得した。初のパラリンピック出場となった遠藤選手。パラリンピックで日本代表がボッチャ競技で獲得した通算5個目のメダルで、個人戦でのメダル獲得は東京2020大会の杉村英孝選手に続く2人目となる。今回から男子と女子それぞれのクラスでメダルが競われることとなり、女子クラスでの日本人初のメダル獲得となった。


BC1女子個人戦には12名の選手が出場し、遠藤選手はプールCを2連勝で首位通過。8月31日に行われた準々決勝では、クロアチアのDora BASIC選手を7-0で圧倒、準決勝に進出した。9月1日に行われた準決勝では、世界ランク2位のシンガポールのYee Ting Jeralyn TAN選手に1-5で敗れ、決勝進出は逃したが、同日に行われた3位決定戦では、予選リーグで勝利したバミューダのYushae Desilva-Andrade選手と再戦した。遠藤選手の正確なショットが光り、7-0で見事に勝利。銅メダルを手にした。


遠藤裕美選手は「苦しい場面もありましたが、最後まで諦めずに戦い、皆さんの応援が力になりました」とコメント。また、競技パートナーの遠藤さとみさんも「初出場で緊張もありましたが、応援が力になりました」と感謝の意を表した。

写真:⼀般社団法⼈⽇本ボッチャ協会