攻撃面に関して満足できていない

U-23日本代表がマリ代表に1-3で敗れた一戦。ベンチスタートの藤田譲瑠選手は、試合を冷静に振り返り、チームの課題を的確に分析した。 


◆藤田譲瑠チマ 

~もっといいパスを出せればもっとチャンスにつながった ~


自分が出た時、相手は少しエネルギー切れだったので、自分自身もボールを運べるシーンが何回かあって、少しチャンスに繋がりそうなシーンもあった。今回はシュートが少なかった。少し無理やりでもいいから何本かシュートが必要だった。


前半から、相手の瞬発力だったり、伸びのフィジカル的な差は多く見られた。そこから相手のチャンスが出来てしまったシーンがあった。今後戦う機会があれば難しいシーンになってくる。 自分たちが日本代表として戦うのであれば、組織的に守備をする必要がある。攻撃でもいい関係、距離感を作りながら戦うことができればチャンスはある。数的優位を作れれば、勝てる回数、チャンスは上がってくると思う。


海外の選手は少し前に強いイメージがあって、1つ外してしまえば 自分の推進力で1個運べるというのは、ベルギーリーグで少し学んだ。今日はうまく出せたと思う。でも、その後もっといいパスを出せれば、2回か3回もっとチャンスにつながったと思う。そこは自分の課題だ。


自分たちの失点シーンは自分たちのミスで始まった。そこがなければ失点シーンはなかった。なかったというか、ない可能性もあった。そこは反省しないといけない。でも、攻撃面に関して、自分はまだ満足はできていない。2点目、3点目が奪えていたら、もっと違う結果になっていた。


アジアカップ、オリンピックを見据えれば連戦が続く。そういった中で メンバーが違っても同じサッカーができないといけない。チーム全員で勝ち点3、いい結果を取れるようにならないといけない。自分が途中から入って、また流れを変えて勝ち点1だったり勝ち点3を取れるようなプレーができるようにならないといけない。



TEXT:Nishikawa Tomoyuki/SportsPressJP

Photo:Suzuki Hiroshige/SportsPressJP

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