主軸の安藤、猶本の二人が欠ける中、トップ下を任された塩越選手は、期待以上のパフォーマンスで先制点を演出。相手のINAC神戸を翻弄し、ゲームを支配することに成功した。塩越選手のパフォーマンスが印象的な試合だった。
◆塩越柚歩
自分のところが空くのは、スカウティングでわかっていた。ひかるさんがいなかった分、やらなきゃと強い気持ちで試合に臨んだ。それが攻守にわたって、いい流れだったりプレーをチームに落とせたかなと思う。
ボランチとコンビネーションを取りながら、あそこでハナさんが来てくれるというのも、今までのプレーでわかっていた。相手をサンドしに行って奪い切る、前線からのいい守備が点に繋がったのは、凄くチームにとって良かったし、そういうシーンを何回か作れたのは良かった。トップ下のプレーも久しぶりだったが、感覚的にはすごく良かった。
自分自身でもいいプレーが多く出せたと思う。ボランチでもトップ下でも、自分の良さを出すというのはチームにとって、点につながるプレーだったり、チャンスを多く作ることだと思うので、これからも今日のようなプレーを継続させるのと、またここで1つ成長させてもらって、リーグに向けて頑張っていきたい。
やっぱり相手の力もあって、ワンプレーを決めきる力というのを感じた。自分自身もチャンスを多く作ってくなかで、1回を決めきるだったり、そういうところがまだ足りなかったかなとは思う。
自分たちのやりたいサッカーができてたからこそ、追加点が欲しかった。でも、守備陣もみんな体張って、あの時間まで0で抑えてくれたのは、チームにとってプラスだった。攻撃の選手としては、追加点をチームにあげられなかったのでまだ課題だと感じる。
後半は、自分が空けたスペースを味方が使ってくれたり、もっとボール触れたらもちろん良かったが。それでも味方のために動くプレーとかも必要にはなってくる。より多くボールに絡んで、自分がこうチャンス掴むとか、得点に絡むっていうのは、まだ足りない部分と思う。
SportsPressJP
Photo：Suzuki Hiroshige/SportsPressJP
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