青森山田高校が、埼玉スタジアム2002で行われた高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 ファイナルで、サンフレッチェ広島F.Cユースを2-1で下し、4年ぶり3度目の優勝を果たした。
東地区代表の青森山田と西地区代表の広島ユースが激突した一戦。互いに譲らず、前半をスコアレスで折り返したが、後半立ち上がりに広島ユースが先制点を奪う。左サイドに侵入した広島・中川が右足を振り抜きシュートを放つと、GKが左手を伸ばして弾いたボールに鳥井禅音がヘッディング。これをゴール手前の井上が再度ヘディングでコースを変え、ネット右上を揺らし先制に成功する。
しかし終盤に入って青森山田も猛攻を仕掛ける。試合終了間際の90分に青森山田・小沼蒼珠の超ロングスローにGK山田光真が飛び出すが、青森山田・FW米谷壮史との競り合いでバランスを崩しボールを弾き出すことが出来ず、ボールはそのままゴールへ吸い込まれた。土壇場で追いついた青森山田は終了間際の94分、中盤での競り合いから津島にスルーパスが通ると、GK山田と一対一に。これを冷静に右足で流し込んだ。試合は終了間際の劇的な逆転で、青森山田が2-1で勝利した。
Photo: Suzuki Hiroshige/SportsPressJP
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