交通事故多発マップ・最新版を公開


一般社団法人日本損害保険協会(会長:新納啓介)は12月1日、交通事故の防止・軽減を目的とした「全国交通事故多発交差点マップ」を公表した。同マップは、人身事故の半数以上が交差点やその付近で発生している実態に着目し、2022年の交通事故データを基に全国の地方紙と協力して作成された。


ドライバーだけでなく歩行者や自転車利用者など、交差点を利用する全ての人が事故防止を考える際の参考情報として活用してほしいとしている。 都道府県ごとに交差点の特徴や事故の要因、予防策などを紹介。掲載交差点数は2300か所を超え、注目度の高いコンテンツとなっている。

2022年の人身事故件数が最も多かった全国ワースト1の交差点は、東京都の「熊野町交差点」。同交差点での人身事故は19件に上った。 交通事故防止のために多発事故交差点を特定し注意喚起する同マップは、貴重な取り組みといえるだろう。