代表の合宿が始まってから、チームをまとめてきたトム・ホーバス監督。ロースターを決めるまで難しい、もっとみたいを繰り返してきた。静岡大会の台湾戦で胸がすくような快勝からスタートしたが、強度の高い相手に次第に苦戦が続く。3ポイントが入れば勝てる、だがなかなか決まらない。その中でも選手は強豪相手にやれてるという実感と自信を密かに深めていた。
沖縄入りしたホーバス監督は「長い時間かけて良いチームを作った。まだベストなバスケをみせてない、ここでみんなに見せたい。」と熱く語った。本大会前のフランス戦とスロベニア戦で、ディフェンスが足りなかったという。ここを修正して臨んだドイツ戦ではディフェンスが機能し、相手の3P成功率を18.2%(6/33)に抑えることに成功。そして40分間ネバーギブアップ、ヘッドダウンしない諦めないチームなんだという言葉通り、後半はドイツに負けなかった。
photo: Hiroshige Suzuki
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