笑顔で見つめる先には 三笘薫

文: 日本蹴球合同会社/森雅史 

写真: Nishikawa Tomoyuki/SportsPressJP

新生森保ジャパンになって4試合、攻撃陣としてすべて先発したのは三笘薫ただ一人。森保一監督の信頼の厚さを物語る。カタールでもケガがなければもっと使いたかったに違いない。


三笘の特異な突破力を生かした攻撃は、今や日本の戦術になくてはならない。三笘が生きるような状況をいかに作り出せるかは日本の攻撃の組み立ての第一歩だ。


そんな重責を担いながら三笘は飄々(ひょうひょう)とした態度を崩さない。そして時折チームメイトに笑顔を向ける。その目線の遠い先には2026年ワールドカップの地がハッキリ見えているはずだ。


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