文: 日本蹴球合同会社/森雅史
写真: Maruyama Kohei / SportsPressJP
伊東純也 2023年6月20日
4-1 ペルー戦
ペルー戦に満を持して出場すると次々に右サイドを突破する。伊東純也よりも7歳若い相手のマーカーは付いてこられない。2人で対応されても翻弄する。伊東が走るとき、そこは無人の荒野のようだ。
カタールワールドカップではウイングバックとして守備に追われ、思わず膝に手を突く場面もあった。だが「出られるのならもう1回同じことをやる」と言う。無欲に見える男が、日本代表への飽くなき出場意欲を見せている。
「常に結果を出さないと、年寄りだということ呼ばれなくなると思う。常に結果を出せるように頑張りたい」。苦痛に顔をゆがめる顔の裏にはそんな決意が隠れている。
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