SAMURAI BLUE(日本代表)は11月18日(火)、東京・国立競技場で開催されるキリンチャレンジカップ2025でボリビア代表と対戦する。この一戦は、森保一監督にとって代表通算100試合目の指揮となる節目の試合。国際試合を前にした前日会見で、森保監督はこれまでのチームづくりのベースと、今後のアップデートの重要性について語った。
試合前の準備について「同じことを言い続けて耳が痛い選手もいるだろうが、最善の準備をして、チーム一丸で最後まで粘り強く戦い抜く姿勢は変えてはいけないベース」とする一方で、変化への対応も不可避とする。「時代の流れに合わせてサッカーも変わる。変えるべきところはしっかりアップデートする。選手が思い切って力を出し、チーム力を最大限に発揮していく」
ボリビアは南米予選最終節でブラジルを1-0で倒し、プレーオフ進出を決めた勢いのあるチーム。監督は「南米特有のハードさとしたたかさを持った相手。2019年の対戦でも堅守を崩せず苦しんだ。今回も全力でぶつかってくるはず」と警戒する。そして、来年のW杯へ向けた大切な試合と位置づける。「目標に向けて積み上げながら、勝利をサポーターに届けたい」と綴った。
■ガーナ戦で得点した南野拓実について
「日本の強みを出しながら、試合を決めるプレーをしてくれている。献身的に攻守に関わり、攻守の切り替えも速い。代表のベースを体現してくれている」。得点の価値も大きいと語る。「南野が貴重なゴールを重ねてくれることで、チームが自信を持ち、さらに上を目指せている」とし、今後への期待も口にした。「これからもゴールを奪い、攻守で力を発揮し続けてほしい」と期待を寄せた。
会見の最後、監督は「100試合、言葉はあまり変わってませんが、いつもありがとうございます。明日も一緒に戦ってください」と記者団へ短く感謝を伝えた。
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