日本女子フットサル界は新たなステージに進む

日本女子フットサル代表が、AFC女子フットサルアジアカップ中国2025の準決勝でイラン代表に3-2で勝利し、11月にフィリピンで開催される「FIFA女子フットサルワールドカップフィリピン2025」の出場権を獲得した。

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日本は前半に筏井りさと高橋京花のゴールで2点をリード。後半にはイランに1点を返されるも、宮原ゆかりが追加点を決め、最終的に3-2で勝利を収めた。


須賀雄大監督は試合後、「イランに勝たなければ優勝できないと考え準備してきた。最後までタフな試合になったが、勝ちきった選手たちを誇りに思う」とコメントした。


日本代表にとって今大会は7年ぶりの公式戦。須賀監督は「ワールドカップの出場権をかけた戦いは、これまでとは違った試合だった。選手たちが一つ一つ成長し、チームとして団結したことが今回の結果につながった」と選手たちを称えた。


「ワールドカップに出場するかしないかは、日本女子フットサル界の歩みにとって、まったく別物になる」と語る須賀監督。「アジアカップ優勝という目標もまだ残っている。世界で戦えるチームを目指せることに感謝しながら決勝も戦いたい」と決意を示した。


決勝は5月17日(土)、タイ代表と対戦する。

(キックオフは、日本時間 21:00)