首位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ を追いかける、INAC神戸レオネッサ。WEリーグ優勝争いは17日の最終節に持ち越された。
11日の第21節・マイナビ仙台レディース戦で自身初得点を決めた土光真代選手は、狙ってニアを突いたシュートだったと語った。
「最初は右に置いて巻きでシュートかクロスかと思ったが、ニアが開いていたので打ってみようと思った。ちょっとキックミスみたいになってしまったが、うまく入った」と土光。「みんなにまぐれ(笑)とか狙ってない(笑)とか言われたが、ちゃんとニアを狙いました!」と笑顔で説明した。
得点後のパフォーマンスについては「あれは鳥居です。パオラ選手が好きらしくて、日本の鳥居が(笑)。で、どちらかが決めたらやろうねという話をしていた」と明かした。
後半にセンターバックを務めた土光は「まず失点はしちゃいけないというのがあった。後半ちょっと立ち上がりの流れが悪くて、コーナーに行かれるシーンもあったので、まずは守備からバランスを整えつつ、点が必要だった」と振り返った。
最終節に向けては「勝つことしか頭にない。勝利が最低限の中で、得点が必要になってくる。今日は30本シュートを打って6点だが、もっと取らなければいけない。1本のシュートで1点決めるという気持ちで、後ろは0でしっかり抑えて、攻撃でたくさん点を取り、最後まで自分たちで望みをつなげたい」と意気込んだ。
チームの状態については「ベレーザに2-0で勝ったところから雰囲気が上がり、自信を持っていた。今日も6点取れたのは自信になっている。蕗奈のゴールや陽菜の後半戦初ゴール、和華奈も途中から出てきて素晴らしいアシストをして、カルラも決められた。チーム全員で点を取れているイメージがある」と手応えを示し、「もう優勝します」と力強く宣言した。
また、ポジションについては「絶対にセンターバックがやりたい」と本音を漏らした土光。「どこのポジションであろうと、チャンスがあったらスキを見てチャンスメイクするのは自分の中にある。それが真ん中だろうがサイドだろうが、状況でプレイを変えたい。久しぶりにセンターができてよかった」と話した。
取材:TomoyukiNishikawa/SportsPressJP
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