【パラアルペン】FISワールドカップ大回転で村岡桃佳2位、本堂杏実6位
FISパラアルペンスキー ワールドカップ クールシュヴェル大会で日本選手が健闘
フランス・クールシュヴェルで12月19日に開幕したFISパラアルペンスキー ワールドカップで、2日目の男女大回転(GS)第2戦が行われた。
日本からは4名の選手が出場し、女子座位の村岡桃佳選手(トヨタ自動車株式会社)が2位に入り表彰台に登った。また、女子立位の本堂杏実選手(株式会社コーセー)は6位の成績を収めた。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通り。
【大回転(GS)】
▽男子座位
鈴木猛史(カヤバ株式会社)
DNF(1st RUN:9位 54秒83 / 2nd RUN:DNF)
優勝:イェロン・カンプスフレール(オランダ) 1分44秒71
▽男子立位
小池岳太(株式会社JTBコミュニケーションデザイン)
16位 1分53秒37(1st RUN:17位 54秒74 / 2nd RUN:15位 58秒63)
優勝:アルトゥル・ボシェ(フランス) 1分43秒27
▽女子座位
村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)
2位 1分58秒06(1st RUN:1位 56秒25 / 2nd RUN:3位 1分01秒81)
優勝:アナレナ・フォルスター(ドイツ) 1分56秒15
▽女子立位
本堂杏実(株式会社コーセー)
6位 2分06秒81(1st RUN:7位 1分02秒79 / 2nd RUN:6位 1分04秒02)
優勝:エバ・アールフェ(スウェーデン) 1分45秒74
◆村岡桃佳選手(トヨタ自動車株式会社)
本日は天候不良でレースが出来るか出来ないか…という状況の中から開催していただき、無事に年内ラストレースを終えることが出来ました。昨日のレース結果がとても悔しく、今日こそはと1本目から攻めた結果sittingのラップタイムを取ることが出来ましたが、2本目でミスが重なり、昨日と同じく2位という結果となりました。2年ぶりのレースで毎レース表彰台に立てたことを嬉しく思いつつも、悔しさのほうが勝っており、この結果には全く満足していません。もっと速くなれるよう、これからも精一杯取り組んで参ります。いつも応援してくださっている皆様、今回約2ヶ月間と長期間サポートをし続けてくださったスタッフの方々、改めてありがとうございました。今後とも温かいご声援よろしくお願いいたします。
◆石井沙織 アルペン委員長(ハイパフォーマンスディレクター)
昨晩から降り続いた雪とリフトのトラブルでレースが遅れましたが、年内最後のレースを無事終えることが出来ました。本日は、村岡が1本目ラップタイムを出しましたが、2本目のミスで銀メダルという結果でありました。2本揃えるという難しさを改めて感じるレースでした。
チームは一旦帰国し、また年明けに出発してヨーロッパでのトレーニングで再構築し、Feldbergのワールドカップ、世界選手権へと挑みます。
2025年も引き続きご声援宜しくお願い致します。
写真提供:公益財団法人 日本障害者スキー連盟
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