18歳齋藤咲良、WTA初出場で初勝利

10月15日、大阪のモリタテニスセンター靱で開催された木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(WTA250)で、ワイルドカードで出場した18歳の齋藤咲良選手が、世界ランク62位のジェシカ・ブザス・マネイロ選手(スペイン)を6-3、6-2のストレートで破り、ツアー大会初出場で初勝利を挙げた。


齋藤選手は第1セット第4ゲームで先にブレークを奪うと、そのままセットを先取。第2セットもファーストサーブのポイント獲得率74%でキープし、ブレークポイントを許さなかった。試合を通して、深いショットと力強いサーブで相手を圧倒し、1時間14分で快勝した。

今回の勝利は、齋藤選手にとってトップ100プレーヤーからの初勝利となる。2回戦では第5シードのエリナ・アバネシアン選手(アルメニア)と対戦する。アバネシアン選手は1回戦で、ディフェンディングチャンピオンのアシュリン・クルーガー選手(アメリカ)を破っての勝ち上がりだ。


ジュニア時代には、今大会の会場である靱テニスセンターで世界スーパージュニアの単複2冠を達成しており、地元での活躍に期待がかかる。


齋藤選手は、ファーストサーブ時に74%の確率でポイントを獲得し、相手にブレークを与えず、リターンゲームでは2度のブレークに成功した。試合全体を通して、サーブが良く、ショットも深くて重い球を打てていたようだ。特に第2セットでは、ブレークポイントを許さずに試合を優位に進めた。


この勝利により、齋藤選手は18歳にしてWTAツアー本戦で白星デビューを飾った。今後の活躍が期待される。

TEXT・Photo:Tomoyuki Nishikawa/SportsPressJP

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