W杯アジア最終予選の中国戦、前半アディショナルタイムにヘディング弾で貴重な追加点をマークした三笘薫は「自分が決めないといけないシチュエーションだった。次は足でも決めたい」と口にした。
■三笘薫
――ゴールシーンは狙っていたのか?
ウイングバックからの狙いでもあったし、練習から言われていた。クロスの質次第ではそこがフリーになっていたので狙っていた。
――久保から堂安にボールが入った時は目が合ったのか?
振り被った瞬間、あそこは毎回狙っていた。いつ来るかなと思い走っていた。
――前半、そこへのランニングを繰り返していたが焦れていたのか、それともいつか来るだろうと思っていたのか?
3回ぐらい来なかったので、今日は来ないと思いながらも最後に見てくれたので良かったと思う。
――3バックの左ウイングバックで意識したことは?
ボールを持った時はウイングの立ち位置を取って高い位置で仕掛けることを言われていた。ロングボールに対しては後ろで構えることを考えていた。
――最終予選の初戦は難しいものだが、今日の7-0という結果については?
前半にセットプレーで取れたのが大きかったと思うし、そこで自分たちが流れではないが、しっかり決めて余裕をもって(試合を)進められたことが良かった。
――代表のユニフォームを着て戦い終えたことについて。
ホームで勝点3を取らなければいけなかったので、しっかり取れた。自分自身としてもウイングバックでもウイングでもやるべきことはチームの勝利に貢献することなので、そこは意識してまずは守備からを考えながらやっていた。
――南野へのアシストも関係性が良かったように見えたが狙い通りなのか?
南野選手は間で受けることもあれば、後ろから入って来て得点シーンのように前で仕掛けることもできるので、そこを見ながら距離感が埋まれば自分が仕掛けることを考えながらやっていた。
――町田とも良い関係だったが。
彼の左足は素早いボールで足もとに届けてくれる。より速く仕掛けることが武器になる。
――サン・ジロワーズでコンビを組んでいたが、改めてそのコンビについて。
2年ぐらい前の感じのイメージを描きながらプレーをした。簡単に付けてくれることと、後ろでの安心感は彼ならではのとこがあるので、今日も頼もしかった。
――二列目選手全員が得点に絡んだが、最終予選に向けて重要になるのか?
色々な選手が色々な形で得点を取れるのは層が厚いが、より競争も激しくなり、次の試合でも誰が決勝点を取るかもあるし、最終予選はW杯を決める大会でもあるので、色々な人がそういう気持ちでやっているのはいいことだと思っている。
――前回のW杯予選でデビューして、今回、違う立場となり感じたものは?
良い意味で全員がいつも通りプレーできたのは良かったと思う。しっかりと気負うことなくできたのは日頃、選手が高いレベルでやっていることが出ていると思う。
――中国と対戦して。
前から来る予想はしていなかった。つなげるだろうというところで攻撃のところ、引いたところでのアイデアは必要だと思っていたし、前から来ることも予想しながら自分たちがゴールキックのところや色々なところを考えていたので、今日は準備したものすべては出ていないが、今後の試合に生きてくる準備はできたと思う。
――オーストラリアが負けて韓国がドロー、日本は初戦で勝ったが世界的に強いチームだと証明したと思うか?
W杯が決定してから言われることなので、まだ始まって1試合。残り9試合あるので、まだまだそこは考えなくていいと思う。
――ヘディングでのゴールはコロンビア戦以来となるが。
自分の中でも1ついいイメージを持った中で代表でもヘディングも決めているし、選手の質が高いので。そこは自分が決めないといけないシチュエーションだった。次は足でも決めたいと思う。
――ブライトンの開幕戦ゴールも逆サイドからクロスを得点したが、あのポジショニングは今季から意識しているものなのか?
意識しても出来ないこともあれば、自分のフィジカルが付いてきてできることもあるし、意識して、今季は監督からも言われているので、そこは今日の試合に出たと思っている。
TEXT : Ishida Tatsuya / SportsPressJP
Photo : Nishikawa Tomoyuki / SportsPressJP
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