次の4年に向けて追う立場にまた戻れた 佐藤友祈(銀メダル)

パリ2024パラリンピック競技大会

陸上競技 男子400m(T52) 8/30

佐藤友祈 (銀メダル)


「金メダルを目指してやってまいりましたが、銀メダルという結果に終わってしまい、非常に悔しい思いがあります。しかし反面、次の4年に向けて追う立場にまた戻れたっていうことは自分にとって非常に嬉しいことでもあるので、これから4年間、マキシム選手、そして他の選手たちと含めて切磋琢磨して、さらにいい結果をロスのパラリンピックに持ち帰れるようにしたいと思います。」


「妻の方から、次の4年後、また楽しみになるようなレースだったっていうところで、もちろんその金メダルを取ってほしかったっていう思いはあるけれども、次の4年間に向けて、まだまだ佐藤友祈は成長していってくれるっていうような期待を持てるレース内容だったっていうような言葉をかけてもらいました。」


「2023年の9月からオランダ人コーチと一緒にトレーニングを積んできて、この1年足らずでここまで、スタートもかなり強化することができて、今まで課題としていたんですけれども、100に関しても十分そのメダル争いに加われるような立ち位置までなんとか来ることが間に合うことができたかなっていうのは感じているので、ここからしっかり今度は4年っていう十分準備する期間もありますし、何よりもこの大会でマキシム選手に対戦したっていう大きな自分にとっての糧があるので、この4年間はコーチとともにしっかり調整して、次のロスのパラリンピックで金メダル、そして世界記録を更新して日本に持ち帰りたいと思います。」


「もちろん、マキシム選手に一泡吹かせてやろうという強い思いがありますので、金メダルを目指していきたいという風に考えています。日本の選手、伊藤竜也選手、伊藤智也選手も含めて、あとマキシム選手も含めて、100メートルにはかなり強敵が揃っていますので、そういった選手たちをしっかりとねじ伏せて戦っていけるように100メートル頑張っていきたいと思います。」

Photo: Maruyama Kohei/SportsPressJP