「ダイセル ブラインドサッカージャパンカップ 2024」
大会最終日決勝
7/7 モロッコ 1-1 (PK3-2) 日本
◆中川英治監督
前回は1つのやり方に選手自身もこだわってたっていうのがあって、相手に適応された時に、次の手を選手自身がなかなか打てなかった。 ボールをもらうポジショニングがキーだったので、ミーティングでもう1回確認して、どこの立ち位置でボールを受けたらいいのか、その立ち位置でボールを受けたとき、どんな攻撃のアクションの選択肢があるのかをミーティングをした。今日はそのボール受けるポジションが良かったので、僕らが望んでる4つの選択肢を選手自身が状況によって選択できたのが良かったと思う。
失点のシーン、あそこはキーパー含めると3対1の数的には僕らがオーバーロードを作ってる状況だった。キーパーはエリアから出れないが、1人が例えばマークの管理をする、もう1人はゾーンの管理をすることが簡単にできれば全く失点することはない。ほんとにプアな失点だっと思う。
本番前にいろいろ経験できて良かった。今日の失点もそうだし、この間のモロッコ戦の1点の失点もそうだが、ああいう小さな1個のミスが、ビッグゲームでは取り返しのつかないことになる。選手たちは学べたというか、改めて感じることができたと思う。
パラリンピック前にこういうネガティブなところもわかったことがすごくポジティブ。選手には途中でも逆にポジティブに行けるんじゃないかと伝えた。皆前を向いてやれてるので大丈夫だと思う。
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