2位に入った驚異の15歳 中村遥香

体操のパリ五輪代表2次選考会を兼ねる個人総合の全日本選手権、群馬県の高崎アリーナで、昨年の世界ジュニアの個人総合女王で、15歳の中村遥香(なんばク)が予選で2位に入った。

13日の決勝では3位に入賞する健闘を見せた。パリ五輪代表は5枠。全日本の得点を持ち点に争う5月のNHK杯で個人総合の上位4人とチーム貢献度で1人が選ばれる。


中村遥香選手

目標としていた3位以内に入れたことは嬉しいが、攻めた演技っていうのはできなかったので、そこが今回の課題


平均台に関しては良かったと思うが、跳馬と平行棒は 練習していた攻めた演技、技を1個あげた演技はできなかった。そこを攻めた構成でも自信を持ってできるようにしたい。ラストの床は緊張して着地が乱れてしまったので、そこも緊張した中でもちゃんとまとめれるようにしていきたい。


平行棒は、会場練習ではデフを成功したしてたが、戦略として今回はとりあえずノーミスでくくったら、N杯ではもうちょっとな気持ちが楽に試合ができるんじゃないかなっていうことで、責めることはしなかった。とりあえずノーミスでやることを目標にやった。


今年の1番の目標はオリンピック出場することなので、そこに1歩近づけたかなと。NHK杯では今回できなかった技をちゃんと使えるようにしてノーミスで演技ができるようにしたい。小さい頃からの夢だった舞台で、今は目標に変わってる。ここまできたら絶対出たいなって強い気持ちを持っている。


TEXT:Nishikawa Tomoyuki


SportsPressJP

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