ミシュラン COTAに非対称リアを投入

フランスのタイヤメーカー、ミシュランは、4月14日から16日に開催される2023年MotoGPワールドチャンピオンシップ第3戦アメリカズGPへ向けて、新しいコンパウンドのタイヤを投入する。フロントにソフト、ミディアム、ハードの3種類、リアは右ショルダーをより硬いコンパウンドにした左右非対称(ソフト/ミディアム)を採用した。


マネージャーのピエロ・タラマッソ氏は「COTAのコースは私たちにとって未知の部分があり、グリップ低下やバンピーな路面への対応が必要。リアタイヤの右側を硬くしたのは、ただ単に右ターンが多いからではなく、16-18ターンの複合右コーナーの高ストレスに対応するため」と説明した。 雨天時ウェット用には、ミシュラン・パワーレインを用意。フロントにソフト・ミディアムの左右対称、リアにソフト・ミディアムの右ショルダー硬化左右非対称タイヤが装着される。


アメリカズGPのスケジュールは、金曜日にフリープラクティスを2セッション行い、上位10名が予選2へ直行。土曜日に予選1と予選2を行い、グリッド順位を決定する。レースは10周のスプリントレースが土曜日午後、20周のグランプリレースが日曜日午後に実施される予定だ。


昨年のアメリカズGPでは、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイアがポールポジション(2分01秒892)を獲得。レース最速ラップはアレックス・リンス(ホンダ)の2分03秒126で、レース時間は41分14秒649だった。  


資料提供:MICHELIN