フォーミュラEで高校生にガレージツアー

長瀬産業は、電気自動車レース「フォーミュラE」に参戦する Andretti Formula Eチームを協賛。3月29日、同チームのガレージツアーを東京都立総合工科高校の生徒24名を対象に開催した。


 生徒たちは Andretti所属の Jake Dennis選手や Norman Nato選手と交流。さらにメカニック、エンジニア、チーム代表者へのインタビューを通じ、モータースポーツの最前線を肌で感じた。実際のレース車両のテスト走行の見学では、電気自動車のスピードと静粛性に驚きの声が上がった。

「電気自動車はエンジン車より遅いと思っていたが、とても速く驚いた」と一人の生徒は感想を述べ、「電気について更に学習していきたい」と意欲を見せた。


 ◆Jake Dennis選手 「日本の生徒たちに、ドライバーだけでなく、メカニックやエンジニアとしての人生についても見識を深めてもらういい機会になった」と語った。

◆Norman Nato選手 「将来エンジニアを目指す生徒たちにとって、Formula Eのテクノロジーはまさに将来彼らが扱っていく技術だと思う。この経験を楽しんでくれることを願っている」


 長瀬産業は「次世代を担う高校生に電気自動車や先端テクノロジーを身近に感じてもらい、将来のキャリアについて考えるきっかけになれば」と、今回のイベント開催の狙いを説明している。

同社はフォーミュラEの支援を通じ、排出ガスゼロの電気自動車の普及と技術開発の促進に貢献することを目指す。都立総合工科高校でも環境教育に力を入れており、イベントへの招待が実現したという。 

提供:長瀬産業株式会社