世界が注目する舞台 世界パラ陸上・神戸

東アジアで初めて開催される「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」が、2024年5月に神戸で幕を開ける。世界最高レベルのアスリートたちの熱戦が期待される。 この歴史的な大会に注目したい。


パラスポーツは、障がいの部位や程度で細かくクラス分けされている。最も多くのクラスが実施される100mでは、男女計33人の「100m金メダリスト」が誕生予定だ。

パラスポーツは用具を使う競技もあり、時には健常の記録に匹敵したり超えることがある。競技用車いすを使う車いすマラソンの世界記録は1時間20分14秒(平均時速31.7km/h)で、キプチョゲの世界記録2時間01分39秒を超えるほど。

義足など用具の進化も著しく、走幅跳では健常者の記録を超えることも期待されている。選手がその能力を最大限に発揮できるよう工夫されており、迫力のパフォーマンスが展開される。


■二宮和也

「東京2020大会ではコロナ禍の中でしたが、パラアスリートの取材をさせて頂き、選手の皆さんからたくさんの勇気をもらいました。無観客開催だったため、選手が躍動する姿を生で見ることが出来なかった皆さんも、KOBE2024世界パラ陸上ではすぐ目の前で応援できます。トップ選手が競い合う姿を見れば、何かを感じることができるはず。」

「多くの人にパラスポーツにふれてもらうため、私も大会サポーターとして力になれればと思っています。みんなで盛り上げていきましょう。」 


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