ピンチを救った守護神山下のビッグセーブ

前半終了間際、ゴール前で12番チェ・クムオクが至近距離からヒールでボールを流し込む。この絶体絶命のピンチに守護神、山下杏也加が神がかり的なビッグセーブでチームを救った。 


◆山下杏也

ひかるはINACと同じフォーメーションで、自信を持って同じことを表現したんだと思う。攻撃的な選手がサイドの方が日本は生きるというか、 ペナルティーに侵入できる回数も増える。 両ウイングが攻撃的な選手、りさもアシストしてくれた。1試合目で起こった現象をちゃんと修正して、そこのそういうポジションに置いてくれたことが、みんな選手も生きたし、やりやすさがあったと思う。ああいうプレイスタイルのチームにはファイブでもいいのかなっていう自信にはなったと思う。 


ー初戦はこっちが4枚で相手が5枚で噛み合わなかったのはこっちが利用できればよかったが、むしろ相手に使われてしまった。今回は噛み合ったことのメリットを試合で感じたか?


アウェイゲームは相手もマンツーマンでやってきたので、結局蹴る相手に対して人に行けてないっていうのが、後ろから見ててもあったたので、逆に立ち位置というか、目の前に人がいるフォーメーションの方が人に行きやすいかなと思った。そっちの方がいいのかなと 


Photo by Akito Mizutani/SportsPressJP

    

ー書き出した神セーブについて


抜け出た時に このボールスピードだったら大丈夫かなと思いながら、そのままファーポストの方に流れてくれたのがよかった。出所は見えてなかった。自分が振り返った時にいい体勢だったからこそ足が運べた。自分的には出せたっていう感じだった。3分の2はゴールの内側というか入ってたので問題ないかなと思っている。副審が変にゴールってあげないようにアピールはした。1試合目の審判の判定はムラがあってストレスだった。VARは誤審を防げる点で良いと思うが、今日の審判はちゃんと正しい判断してくれてよかった。 ボールに触れたのは手の半分ぐらい。ボールは、10mm?15mm?ぐらい。何かで、なでしこが注目されるのはすごい1番嬉しい。そうならないようにするのが仕事だが。


TEXT:Nishikawa Tomoyuki/SportsPressJP 

Photo by Akito Mizutani/SportsPressJP 

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