狙い通りのサッカーが出来ていた 清家貴子


◆清家貴子

光さん、梢さんがいない中、厳しい試合になることを予想していたが、自分たちがここまで戦えるんだ、ほんとに自分たちの狙い通りの形、サッカーが体現できたというのが90分間の印象だった。ただ、やっぱりそれで終わらないのが勝負の世界でこういう舞台。そこはやっぱり詰めなきゃいけない。日頃の練習だったり、もう一度向き合っていきたいと思う。 

(手に2人の番号を書いていたが)その思いを背負えるものではないが、2人の分も自分がチームを引っ張っていけたらという思いと、自分にカツを入れる思いで番号を書いた。 負けはしたけど、自信になった試合でもあるし、 こういう戦い方ができる。ほんとにチームとして強くなれたっていう風に思ってる。もちろん悔しい思いを忘れずに。自分たちらしく、もっともっとやっていきたい。 

後半も最後の最後までは素晴らしいゲーム運びができていたし、相手にやりたいことを終始やらせなかったので良かったと思うが、最後、85分過ぎ90分過ぎたあたりから、自分たちも守りに入ってしまった部分が少なからずある。そういうプレーも大事だが、気持ちは前に前に持っていかないといけなかったかなと思う。今日の試合も思ってるより良かったというか、ゴール前のワンタッチのシーンも多かったし、 崩しっていう部分ではほんとにこの大会で成長できた部分がある。あと、シュート、キーパーとの駆け引きだったり、そういう部分かなと思う。


取材:石田達也/SportsPressJP 

Photo:Suzuki Hiroshige/SportsPressJP 

 #皇后杯 #jfa #nadeshiko #サッカー女子 #清家貴子 #三菱重工浦和レッズレディース #WEリーグ