パリでメダルを目指す瀬戸が優勝 パラ柔道国際大会

12月4日 (月) 東京体育館で開催された IBSA 柔道グランプリ東京大会の男子73キロ級(弱視)で、瀬戸勇次郎が優勝した。

率直に嬉しい気持ち。最近国際大会で結果が出ていなかったので、今回の優勝は嬉しい。

初めの3試合は背負いがはまって強みを生かせたと思う。決勝では完全に背負いを警戒されたが、後ろに足を出したのがうまくはまった。でも結局はその前の相手の反則で勝つことになって、がっかりだったが、それでも収穫はあったと思う。

相手は4月にも戦って勝ってはいたが、そこから自分もフィジカルを強化していたので、自分の力を出し切れば勝てると思っていた。それでも苦しい展開ではあったが、最後決められてよかった。


杭州アジアパラ大会でも負けた相手だったが、自分は変則的な組み手の選手が苦手で、いつも苦戦している。対策は、自分でははっきりわからなかったが、とにかく、相手の動きを待たないこと、疲れてくる相手に対してしっかり引き手、相手の釣り手が自分の引き手側なので、しっかり握って抑える。後ろを持たれた時もしっかり腰を入れて踏ん張れば、耐えれないこともないと思っていた。相手の技がかけた後、どうしても自分はそこで戻るのを待つ傾向があったので、そこを今回は待たないというところをテーマにしていた。


新しいルールでは、66クラスの体のままでは通用しないので、十分なフィジカルをつけようと頑張っている。新しくジム契約したり、ナショナルトレーニングセンターで先生にみてもらったりしてる。