杭州アジアパラ大会・27日に井出団長による大会の総括が行われた。
■中長期の強化戦略
リオ大会以降、スポーツ庁、ハイパフォーマンスセンター、日本オリンピック委員会など、オールジャパン体制で選手の強化戦略プランを中長期でが協力しサポートしてきた。今回、特にJスタープロジェクトの成果があり、18名の選手の中から7名が金を含むメダル獲得の活躍をした。将来の活躍が期待される選手や競技団体があり、成長が楽しみである。また、今大会ではパリ大会に向けて、卓球、射撃、車いすテニスなどで代表枠を獲得することができた。
■メダルについて
まだ大会が進行中であるためメダルについて言及するのは難しいが、現時点で金メダル38、銀メダル43、銅メダル55の計136メダルが獲得できた。前回大会よりは少ないが、前回は陸上、水泳で一線級を投入しマルチメダリストが活躍したのでメダルが多かった。今回は陸上は次世代中心で構成した背景がある。20競技出た中で16競技、8割でメダルが取れたことは評価できる。中国が素晴らしい成績を収めており、ホスト国として威信をかけた総力戦で活躍している。また、次世代選手が育成されつつある。日本も次世代選手が中心に活躍しており、新たな才能が登場してきており期待している。
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