文: 日本蹴球合同会社/森雅史
写真: Suzuki Hiroshige/SportsPressJP
久保建英・2023年6月15日
6-0 エルサルバドル戦
久保建英は「別人」だった。本人は3月の時点で「ワールドカップのころとは別人」と語っていたが、今回実際に「代表にふさわしい」と証明してみせたのだ。
発言は威勢よく聞こえるかもしれない。だがカタールワールドカップのとき、「ギリギリ入った」と自分の立場を分析していた。新生森保ジャパン初招集では「自分に次の代表の立場が約束されていると思うほど傲慢じゃない」と危機感を口にしている。
久保にとってはここからが本当の代表での勝負になってくるだろう。期待度が上がった分、ますます要求されることは多くなる。そんな未来こそ久保が望む世界だろう。眼光鋭く見る先に映るのは、さらに大きくなった自分の姿のはずだ。
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