全盲の競泳選手、木村敬一は東京パラリンピックでの金メダル獲得を目指して挑戦していた。木村はこれまでに6個のメダルを獲得した日本のエースだ。リオ大会でも銀・銅と4つのメダルを獲得した。しかし、彼が一番欲しかった金メダルには手が届かなかった。大会後、大きな喪失感に苛まわれてしまったが、東京大会での再起を誓って単身渡米。孤独と数々の葛藤と戦っていた。そんな矢先、今度は東京大会の延期が決定。また大きな試練がやってきた。しかし、彼は冷静に受け止める。木村は「負けても死なないと分かった」と静かに語る。彼の物語は、勇気と決意に満ちた闘いの旅だ。困難に立ち向かいながらも希望と成功への道を切り拓いていく。
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